組織を生き抜くための知恵

自分にできなかったことを部下が達成してしまった、部下が手柄をたてると不機嫌になる上司たち。

 

自分の採用した部下から連絡があり相談に乗った。

まあいろいろなことがあるんだが、そのうちの一つとして、上司ができなかったことを自分がやってしまい、それによる嫉妬で業務の承認をしてくれないのではないかという相談だった。こればっかりは本人でないと真実はわからないのだが、そう思うのならなぜ自分の手柄を上司にゆずってしまわないのかという話をした。その業務自体が社会貢献になり自分の信念とも合致するのであれば、その業務は何があっても遂行するべきだし、そのために上司に手柄を渡してもいいじゃないか。けちなプライドのために大儀を見失うのはとてももったいないのではないかとアドバイスをした。

なるほどそうですねと腑に落ちたような感じだったのだが、それが腑に落ちるということは普段なかなか上司をたてられてないんだろうなと思った。その日々の積み重ねがそういう嫌がらせのようなものにつながるのだろう。

気持ちはわからないでもない。なぜ、上司の機嫌をとらないと達成できない業務があるのか、社会が間違っている、意味のないことにエネルギーを費やし、自尊心を棄損され納得がいかない。

しかしながら私が世界的大企業の外資系の会社で見てきた中でもそういう意味のないことを意味のないこととしてとらえ、正しくまっすぐに業務を遂行しようという上司は少ない。あまりにも少ない。ただ、あくまで少ないのであり、きちんとした人もいるのだが。上司ガチャだね。

上司ガチャはある。

まぎれもない厳然たる事実であり、仕方のないことだと私は思っている。世界に絶望もしている。だからこそそういう環境に左右されない環境への対応が組織の中にいるものとして重要だと思う。

せめて自分だけでもきれいごとの中で生きていきたい。いいじゃないか、大儀を達成するために自分を殺せるならば。信念さえ狂わなければきっと誰かが評価をしてくれると今でも私は信じているし、それを信じている自分が好きだからそれでよいと思っている。

不幸にもその大きな器を持つことができなかった諸先輩方が自分がそれに陥っていないか、役ボケせず、常に自問自答していただけるならばなおよいのだが、人は変わらないからね。自分自身も組織の下部に対してそうなっていないか自問自答を続けている。忌憚のない意見をもらうように努めている(それでも本音はなかなか語ってくれないけれども)。

変わらない人の中で自分が社会に出せるパフォーマンスを最大化することが私は大事だと思っている。

負けるなよ。世の中は壁だらけだ。そんな世の中だからこそおもしろいと思える余裕を部下の人たちには持ってもらいたいとも思うが、狂った上司を甘えさせている自分もまた罪なのかもしれない。自戒の意味も込めて。

ゴルフを始めて思うこと~ゴルフ好きの人の気持ちが少しわかった

以前に

ゴルフを始めて思うこと~ゴルフ好きの人の気持ちがわからない - 社労士合格体験記

の記事で書いていたなぜゴルフ好きの人がへたくそでゴルフは嫌いですと言っているのに執拗に誘ってくる人の気持ちがわからないという話ですが

商工会青年部の部長にその話をしたところ教えていただき、なるほどと思ったので記載しておきます。

その方曰く、ゴルフ自体が不人気スポーツだからゴルフ好きはなんとかしてゴルフ人口を増やしてゴルフというスポーツを広めたくてたまらないとのことでしたがこれには納得。不人気の理由はお金と時間がかかるスポーツだから。

今でこそかなり安くなったがやはりゴルフは平日のほうがやすく、また用品も高いのでサラリーマンには手が出しにくい。する人は時間のある商売人が断然多くなる。プレイ向きな人口でいうとどうしても母数が少なくなるのでそもそもが不人気のスポーツ。

不人気なのでゴルフ自体を紳士のスポーツとか持ち上げてみたり、誘いまくってみたりしてゴルフ好きの人は必死なのよと言われて、なるほどなあと。

好きな人たちだけで楽しんでりゃいいのに、無理くり誘ってくるからたちがわるい。

でもそういう理由があったんだね。純粋にゴルフが好きだからそれを広めたいわけだ。

 

そんな話を思い出しながら今日も打ちっぱなしに行ってまいりました。

前に7番で100とかドライバーで160とかいうてたんですが最近よく一緒にゴルフの練習をする社長さんから言わすとここの打ちっぱなしの距離は表記のところちょっとちがうよ、20~30ヤードはプラスで考えていいくらいといわれてそれでいうと7番アイアンで120~130、ドライバーで180~190だからそんな悪くないかと思いながら今も毎日のようにうちっぱなしにいってます。ドライバーはいい当たりになる220くらいにはなってると思います。本当にゴルフ嫌いなんですかという突っ込みがありそうですが、少し苦ではなくなってきました(笑)まあいまだに好きにはなれんですけどね。

逃げられない苦しみはどうせなら楽しんでしまえというのが私の考え方、なんとか楽しめるように頑張ります。今月29日はコース回りますのでまた結果書きたいと思います。

社労士資格試験事前準備その②

TACの勉強法は3ステップ勉強法というのを広告のキャッチコピーにしています。

なので毎回インプットからアウトプットを繰り返しそれを3ステップ繰り返して長期記憶を養うという方法のようです。

方法のようですというのは、そういうふうにキャッチコピーでうたってはいるもののそれに関しての説明はほとんどありませんでした。なので私の体感している感覚でそうなんだろうということです(笑)

テキストを読む→解説を受ける→ミニテストで確認

この順序で講義を回していきます。

1科目を終えると確認テストが1講義丸々使ってテストが行われ、その解説があります。

そこで間違ったところや覚えられてないことを確認して次の科目へ。

3科目程度を終わったところでさらに実力テスト、3科目分のテストが行われます。

で、最後は応用のテストの講義が続いていく感じです。

すべての科目の講義が終わるのが7月くらいから始めて翌年の5月くらいだったような。それから実力テストが毎回行われる感じですかね。正直勉強期間が1年だと少し遅めのスケジュールです。テキスト読み込み一回が5月だと遅すぎます。

なのでTACの講義スピードに合わせて合格レベルまでもっていくとなると正直予習復習が肝です。1回目予習で読み込みます。講義で解説を聞きます。復習でもう一度読み込みます。これで3回読み込めます。あとはひたすらテストを繰り返し解きつつ、わからないところ、覚えてないところをテキストで確認していく形になります。

1回目の予習のテキスト読み込みで毎日1時間勉強しても追いつけないので毎日2時間やると予習復習が間に合いました。本業の都合で遅れるときは土曜日とかにまとめて遅れを取り返します。週中に祝日があるととってもありがたかったですね。遅れを取り戻しやすいので。5月に講義が終了するので、そこからTACのやっている模擬試験やら毎回の講義の実力テストをやりながら過去問を解いていきます。過去問テキスト一回目が7月くらいに終わるととてもいい感じです。私が合格した年は過去問一回目が終わったのが8月初めくらいでした。TACの過去問テキストは五年分がのってますので、けっこう確認しながらで時間かかるんですよね。

8月初めくらいから暗記しないといけない部分でリストアップしてたものをひたすら暗記していきます。で、試験一週間前は会社は休みをとって過去問2回目と、TACの用意してくれている直前対策テストなどをやりました。

 

本当に予備校は自分が勉強するべきペースのペースメーカーになってくれます。これをどう効果的に使うかが社労士試験の一番重要なところです。

すでに書きましたが独学で受かる人はもはや私の想像の範囲外ですわ、しかも仕事しながらとか無理ですよ。

全体の流れはこんな感じです。いよいよ、次はそれぞれの勉強方法について解説していきたいと思います。

リスク管理(回転寿司醤油チューチュー事件・コロナ感染対策等で思うこと)

最近話題になっている回転寿司、外食チェーンでのいたずらへの対策

感染対策におけるマスクの強要、マスク外せの強要

コンプライアンス重視社会においての規定の強要

 

これらの問題の根本は個人的には同じだと思っている。

ようはリスク管理のアプローチの問題なのだ。

 

何か問題が起きたときには今後それを起こさせない対策が求められる。

Ⓐ「その対策を行ったときに強いられる善良なる当事者の手間」と

Ⓑ「その危険が実際におきたときへの感情的な問題意識」が天秤にかけられ

ⒶとⒷのどちらかによってしまったときに逆側にいる人たちからの反発が世の中の分断問題の肝になっているように思うのである。

例えば回転寿司におけるいたずらの問題。これを防ごうと思えば簡単である。

回転をやめればよい。本来の飲食店のように手にもって店員が運ぶシステムに変える。醤油等の調味料は本人たちが欲しいといったとき、もしくは店側の判断で調味料をメニューによって同時に提供すればよい。

これで解決するわけだが、そもそもそれをするとオペレーションコストが跳ね上がり安くて美味い寿司は提供できなくなるわけだ。

そうすると善良な当事者たちは怒る。我々のように正しくマナーを守って飲食すればおいしくて安い寿司が食べられるのにほんの一部の不届きもののせいで食べることができなくなるわけだから怒りももっともである。おいしい寿司を食べるには多くの人が余分にお金を出さないといけなくなるわけである。

先ほどのⒶとⒷの天秤理論にあてはめると、オペレーションコストを高め多くの人が余分にお金を出す=Ⓐ、誰かが口につけた醤油や食べたものを食べさせられることへの恐れ=Ⓑとなるわけである。で、この問題の場合は多くの人がⒶは嫌なのでありⒶの負担を嫌がる側が勝つ。Ⓑは仕方ないので加害者に罰を与えることで解決しようという形になる。結果として加害者に罪を求める意見が多数になり、私刑が横行することになる。回転寿司自体の業務体制がいかんのでそれをやめろという人は少ない(中にはいるのだろうけど私が見ている限りは少ないように見える)。

マスクのことをとってもそうである。マスクをすることが嫌な人たちが一定数いる(ちなみに私もそうであり、様々なところで議論は起きているのでここでは論じない)。マスクをすることが嫌な人にとってはマスクをつけることは広い意味でⒶにあたる。なぜならマスクをつけることは手間であり、なんなら意味のないことだと思っており、有害だとすら思っていたりするわけだ。

マスクのない状態で感染することはⒷにあたる。あくまでマスクに意味があると思っている人たちにとってではあるが社会的に広い意味でⒷにあたるわけである。

今のところ、日本ではどこもかしこもマスクだらけである。であればⒷが勝っていてⒶが負けているからそういう結果になっている。内心、マスクなんて意味ないし、したところでなと思っている人もマスクにおけるⒷがこの世の中の趨勢であるからマスクをしているだけだ。Ⓐの負担はⒷのために甘んじて受け入れようという社会通念になっているのだ。Ⓐの負担が重いのでなんとかそちらを勝たせようといろんな主張を並べてマスクの不合理性を説く人もいる(個人的にはこちらが正しいようにしか見えないのだが笑)が、「感染して死んだ人や、身内がなくなった人の前でそんなこと言えるのか」という感情論を持ち出される始末である。そもそも個別の感情論は絶対的な正しさでは存在しえず、Ⓑの天秤として勝たなければ社会的地位を確立できない。だってその個別の感情論が正しくて社会はそれにすべて従うべきというなら交通事故の問題なら車なんか乗らないほうがいいし、刃物を使った犯罪の問題なら、刃物をもつのは台所の包丁も含めてすべて免許制にしてしまえばいいわけだから。たまたまマスク問題でその個別の感情論が正しいように見えるかもしれなくて主張する人がいるが、それが道理として通るには背景がありⒷの天秤として社会的に勝利をおさめているから通るだけであり、その個別の感情論が正しいかのようにふるまうのは間違いだと思う。

様々なコンプライアンス規制もそうである。仕事柄いろんな個人情報を取り扱うのだが、お客様の身内がかけてきて、「本人が忙しいから、高齢だから、病気だから私が代理でしているのであってなぜ客のために配慮できないのだ」という論理で「個人情報をよこせ、もしくは契約行為を代理させろ」と言ってくる人たちがいる。その気持ちはとてもよくわかる。しかしそれを認めてしまうとそれが原因で起こった危険について責任がとれないのだ。社会はそれについてその当事者に罰するだけでは許されずⒶを持ち出しての反発よりもⒷを持ち出しての反発のほうが勝つのである。みんながきちんとそのめんどくさい規定によっておこる手間Ⓐを甘受するべきであり守っていない会社が悪いとなる。これがⒶの負担のほうが大変なんだよというの理論を持ち出しての反発が勝てば(つまり、先ほどのお客様の身内の意見が勝てば)、Ⓑがもしあったとしてもその当事者への罰さえしっかりあればいいということで、ゆるやかな個人情報管理、契約行為の代理へと社会は移行されていく。回転ずしと一緒だね。それはその問題を起こした人が悪いのであって、善良な当事者たちには迷惑をかけるべきでないという社会通念が勝つのでその危険を起こした当事者を罰して今までどおり安くておいしい寿司は食べていけるという選択をすることになる。

 

結局はリスク管理における議論の炎上はⒶとⒷの天秤理論に基づいて考えれば整理しやすいと私は考える。

どこでこのⒶとⒷの天秤を見るのか、判断するのは管理者側であり、難しいところではある。そして日本という国(そこまで他国の文化に精通しているわけではないのでいつもこの言い回しをするときは傲慢だなと自戒したりもするが)では責任をとりたくない上役、経営陣が多すぎるので、規則のほうが厳しく、善良な当事者たちにとってめんどくさい手間が増えている。これが日本の労働生産性を低くしている原因の一つではないかと思っている。その昔聞いた話だがまだまだFAX全盛時代、FAXの送り先を間違えてはいけないのでFAXは二人で送る(送り先をダブルチェックするために)という自治体があった。こんなもん個人的にはFAXを送り間違えた人を罰するべきであって組織体制をいじるべきではないと私は思ったのだが、社会的にはそれが善とされたのだからおもしろい。

また経営者たちの天秤をかけて判断するのが遅い。特に日本経済を引っ張る大企業。明らかにこうであるという前例がないと、確信がないと動かない。今の首相なんかもそうじゃないかな。増税の判断だけは先手を打っていけるようだけど。

ⒶとⒷの天秤をしっかりと判断し、説明し、ノイジーマイノリティーの意見はスルーしてダイナミックに判断を先導していくリーダーがこれからの時代には必要なのではないかと思う。

ゴルフを始めて思うこと~なかなか上達するのが難しい~

さて、最近は本業がやや落ち着いているので、ほぼ毎日打ちっぱなしに行っている。ゴルフのスコアの直近は142まで上がってきた。

 

でも思うんだけど、うまいやつってまだ4回目なんですよといいつつすでに120くらい出したりする。私の場合ははじめの4回くらいは170~180をいったりきたりでやっと142まできたわけなんだけど、やっぱりセンスがないのだろうか。

そういうセンスのないやつで私のように付き合い上仕方なく続ける人は少なくて、本来ゴルフ人口としては消えて行ってしまうのではないだろうかという疑問にかられている。

 

レッスンは通うけど、まだハーフスイング以上のことはやらしてもらえない。このスイングで完璧にあたるまではまだフルスイングは早いということらしい。それでは本コースをまわることはできないので仕方なく、自分でユーチューブ等で研究してフルスイングしている。

今の段階で迷惑をかけないかつ、スコアを上げようと思ったらロングコースは戦略的ペナ4が一番手っ取り早い。しかしマナーに反するのだろう。これもゴルフの摩訶不思議である。

うまくあたれば7番アイアンで100くらい、ドライバーで160くらいまで飛ぶようになってきた。でもゴルフの距離の目安をネットで調べてみると男性の場合平均、キャリーで7番アイアンで130、ドライバーで200くらいらしい。何が悪いのかわからない。それなら会心のあたりならドライバーで180くらいは私でも飛んでもよさそうなもんだけど会心でもせいぜい160~170なんだよね。

会心で当たった時は確かに気持ちがよい。しかしこの程度の快感を楽しむなら、バッティングセンターにいったほうがよい。いまだにゴルフは楽しいとは思えないけど、運動不足解消ついでに続けている。

私の社労士勉強法その①~勉強への事前準備~

私は慎重派です。決断にものすごく時間がかかると思います。それが弱点だと知っているので基本的に強く決断できるように勢いでいっているときもあります。

外食にいったときのメニューや、電化製品を買うときは意識的に勢いで決断するようにしています。そうすることで「決断力」を養うようにしています。

 

ということで社労士の勉強するという決断をするのはとても大変なことでした。

そして予備校を使って勉強することを迷わず選びました。私の仕事はその前の記事でもお伝えしたとおり労働時間的に言うとかなりブラックであります。なのでとてもではないですが自分の勉強の意思が一年間近く続くとはとても思えなかったのでここは迷わずでしたね。で、やってみて思うのですが、これ独学でできている人まじすげえなってことです。

この人なんかも独学で合格されてますが、本当にすごいですよね。

www.tekelog.com

ほかにも「独学 社労士」で検索すると良ブログ・良サイトに結構たどり着きます。

社労士の試験を独学でパスする4つの勉強方法と4冊のテキスト – ANTLEY

独学で社会保険労務士(社労士)試験に合格するための方法を徹底解説! │ 資格スクエア MEDIA

まあしかしこれらを見ても多くは通信講座を使ってますね。そして公開模試等は使っていることがほとんどです。資格勉強ど素人の私にとって言えば「独学」というのはまさに独学で自分で本を買って勉強するだけというのが定義なので実は上記の人たちはあてはまりません。というかあてはまった人の記事を見たことがないです。いるのかもしれませんが。

 

決断に至るためにまず何をしたかというと自分がお金には余裕があるのでまずはTACと大原の受講相談に行ったのでした。結局選んだのはTACだったのですが、選び方は公認会計士の友人がTACで合格して、TACがいいよといったから。それだけです。

受講相談はどちらも行きましたよ。

受講相談時、大原は社労士の方が実際に出てきて、いろいろ言うてくれるのですがなんか覇気がないんですよね。で、経歴を聞いてみると一度開業したとか。開業したけどなぜ今この仕事をしているのですか?と聞いたら食えなかったからと(笑)

まあ正直でいんですけど、今から社労士がんばって受けようかって悩んでる人にそれはないだろと内心思いました(笑)ていうか、たぶん、受講相談に来ている人に講座を売り込むのが仕事なのに、それを言っちゃうという営業スキルで、開業してもだめなんでしょうね。いい参考になりました。

ただ、誤解しないでいただきたいのは大原よりTACが優れているという話では決してなくて個人的には予備校、しかも大手であればどこを選んでも大きな影響はないんだろうなという印象です。社労士になった今もたまにテキストをみたりしますが、大原やLECでもやっぱりとても上手にできていてわかりやすいもん。そもそも予備校がこっちのほうがいいとかあっちのほうがいいとか言うのは受かった人がいうセリフであって、受かってもないのに大原のほうがいいよなとか言っちゃうのは論外です。どこが自分に向いているかは人それぞあるとは思いますがね。

今回はこのへんで社労士勉強法その②につなごうと思います。次は勉強計画の立て方です。

ゴルフを始めて思うこと~ゴルフ好きの人の気持ちがわからない

ゴルフを最近始めた。

先日ついに170台から140という自己最高を出した。月2回のレッスンと打ちっぱなしの練習が功を奏したのであろうと思う。

 

私は大学を卒業後、社会人になってからずっと営業職(現在は管理職であるが営業管理職であるので今でも自分は営業と思っている)として従事している。そんな社会人人生を送る中でずっと手を出してなかった、いや手を出したくなかったので出さなかったのが釣りとゴルフである。

 

釣りについてはいつかどこかでなぜなのかを書くとして、ゴルフはついに手を出すことになったのでゴルフについての話を書こうと思う。

 

まず今まで手を出さなかった理由である。営業として仕事をする中で死ぬほど誘いがあったが断り続けていたのには大きく分けて二つある。

1つ目は時間の拘束である。

営業根性のしみついている私としては付き合いについては苦ではあるが、大事なことだと思っているので、率先して参加する。そんな中、営業として成果を挙げていくにつれ、多くなってくるのがゴルフの誘いである。今までの人生ゴルフのクラブを握ったこともないし(小学生時代にゴルフが好きな友達がいたので遊びでやっていたが本格的に握ったことなど一度もない)、ゴルフをする人がこの日はゴルフやねんとさも平然と一日中その日の予定が入らないのを口にするのを見て絶対にしたくないと思っていた。

朝から一日中、予定が入らない趣味、しかも好きな人は月に2~4回と行っている、こんなの絶対にできないと思っていた。そんな私に一度目の転機が訪れた。お客様(Aさんとしておく)の話に合わせていく中で、ゴルフおもしろそうですねなんて口走ってしまい、あまつさえ、お客様にゴルフやろうよとそのまま誘われ、やってみようかなと口走ってしまったのだ。そうするとそのお客様は喜々として日程を決めて、さらには私の周りに宣伝をしていったのだ。あの人ついにゴルフ始めるんだよと。

噂の大元はこの人しかいないのだが、それからしばらくの間、毎日のようにゴルフの誘いの電話が入った。「Makさんゴルフ始めたんだって!一緒にしようよ、この日とかどう?」という具合である。はいはいと応えつつ、予定を入れていくと、なんとそのAさんとのゴルフ以後(確か土曜日だったと思うのだが)、3か月先まで土日がゴルフの予定で埋まってしまったのである。

私はさすがにこれはまずいと思い、皆気心が知れてるお客様だったので代わりのお客様や友達を送り込むか、事情を説明し丁重に断ることにしたのである。その日以来、二度と軽はずみにゴルフをしようなんて言うもんかと誓ったのだ。

2つ目の理由は元来、私は人との付き合いが苦手ということである。

仕事として付き合いをやっているがせっかくの付き合いなので楽しむようにしているだけであって、本来は根暗で家でじっくり読書かゲームなどして誰ともしゃべりたくなどないのである。

1~2時間であれば重要な付き合いだし、学びもあるし、楽しむこともできるのだが、それ以降同じ人と話すことは本当に怖い。失言も多いので、どこかでポカをしないかひやひやものである。そんな性格なので人と話すときは自分を奮い立たせて集中し、最大限の配慮と気遣いと無難な言葉選びでへとへとになる。そんな自分なのに同じ人間と1日中話をしないといけないなんてぞっとする話で、ゴルフはできることなら避けたいと思っていた。

上記2つの理由からゴルフだけは絶対にしないと決めていた。

 

しかし昨年4月の転勤でそれもあきらめなくてはいけない状況になった。なんせ自分に縁もゆかりもない土地、しかもそこそこの田舎で営業マネージャーとして成果を出さなくてはならなくなったのである。経営者たちの集まりに入り、郷に入れば郷に従えでゴルフを始めることにしたのである。というか今まで以上にゴルフしようよ圧が強すぎた(笑)本当にみんなゴルフが大好きなんだな。いまだに理解できないが。

もともと付き合いのあるお客様たちとは物理的な距離が遠くなり、前の時みたいに誘われる量が減ったのでいきなり3か月先まで土日が埋まったなんてことはなかったがそれでも初月は5回、現在月に2回はゴルフが入る。とても苦痛である(笑)

 

先日は社内のゴルフに呼ばれた。支店の対抗戦で個人戦形式で支社メンバーの勝敗の数で争うという形式だ。普通は似たようなスコアの人どうしで対戦相手が組まれるのだがあろうことか私は80台で回る人とぶつけられたのである。しかも対戦支店の支店長。前述したとおりのゴルフへの意識なのでさんざん断ったのだが力技で参加となった。そりゃないだろと思った。組は一組目だったのでみんなの前でドライバー1打目を打つのだが玉はとんでもないところに飛んでいき笑いものになった。「そんなんでよくきたな」とか「支店長、こいつ下手なんですいません」とか口々に言うわけよ。待てよおいおい、おまえらが無理やり参加させたんだろと。そして私自身が願ってもないのにいうのだ。「はじめはみんなそんな感じだけどやってればうまくなるからがんばろう」

 

すまないが、私はうまくなりたいとも思ってないし、数合わせ等できてほしいと言われたらつきあいで参加する程度でいいのだよ。今回別に人数もたくさんいましたし、私呼ぶ必要ありましたか?ほかに行きたいって言ってたゴルフ好きの同僚もいたやん。

 

まあ本心は心に秘め笑いに変え一生懸命プレーさせていただきました。

 

さらにまだこの4月の話なので先なのだがちがう地域の集まりの経営者たちの対抗戦に駆り出されることになっている。形式はチーム戦で地域間の交流が目的なので、ごちゃまぜにして同じ組で回る人たちをチームにして、勝負するという形式のようだ。私はさんざん断ったのだが、例のごとくいこうよいこうよと言ってくるのである。当時の直近のスコアを伝えた。170台である。どひゃーと笑いが起きた。チーム編成で私の押し付け合いが始まったのである。いや、そんな迷惑ならできたらいきたくないんですがとやんわり伝えると、「いや、Makさんにぜひきてもらいたんで」とか言ってどうしてもメンバーにいれようとしてくる。この人たちは私を笑いものにしたくて呼ぶのだろうか。そりゃ営業根性ばっちりの私ですからうまく自虐ネタにすり替えて楽しくしますけど、この人たちは私を入れて一体何が楽しいんだろうか。

 

よくいうじゃん。へたくそは迷惑だから迷惑かけないように走ったりして、カバーしろとか。そりゃごもっともだと思うよ。その人たちはへたくそなんだけど参加したくて行ってるわけでしょ。私はできたら参加したくないんですよ。ゴルフのレッスンに通ってますが、先生からもまだ本コースはだめっていわれてます。付き合いだからいってるんですよ。そして基本口下手なのでそのまま直で気持ちは言ってしまうタチなんでそのこともお伝えしてるんですが・・・

 

ゴルフを始めて3か月程度ですが、本当にゴルフ好きの人たちの気持ちがいまだに理解できないのです。私は現時点では決してゴルフは好きではない、うまくもない始めたばかり、数合わせ等できてほしいといわれたら参加するけどなんでそんな対抗戦とかにまで呼ぶんでしょうね。

スポーツは好きなほうなのでほかのスポーツはよくやったりするんですけど、そんな人を好んで呼んだりしないけどね。ゴルフというのは本当に特殊なスポーツ、いやゴルフ好きの人たちの多くの人々のゴルフに対する姿勢は本当に特殊だと思ってます。

 

こんな話を家の近くのマスターにすると、「Makさんは人柄がいいからきてほしいんじゃないかな」と慰められました。いやいやマスター、もし本当にそうならゴルフ好きの人の人間性を疑いますわ(笑)。100歩譲ってそうなら私にもう少し配慮して呼ぶときはせめて対抗戦とかコンペとかはやめるでしょ。だって普通ゴルフだけにかかわらず頼んででも参加してほしい人には気を遣うでしょ?楽しんでほしいから。それをしないで笑いものにするんだから、逆に私にマウントをとりたい、いじめたいから呼んでるのかもしれないとすら思えてくる(笑)いや冗談ですよ、もちろんそうじゃないんだろうけどね。とにかくなぜゴルフ好きの人はこういうふうに誘ってくるのか不思議でたまらないわけです。

ゴルフの楽しさを教えたいってのもあるかもしれない。それでもほぼむりくり連れていくのはいかがなものかなと思ったり。カラオケでも歌が苦手で嫌いな人無理やり歌わせるのはよくないでしょ。人は売り込まれたり営業されたりするのが嫌なのが一般的ですがこと、ゴルフに関してだけは一般的にそれが許されるという不思議な世界。

 

しかしながら私はやると決めたら一生懸命やりますしせっかく時間使うなら楽しみたいとも思うので、練習はしとりますし、レッスンにも通い始めました。迷惑かけない程度で110か120くらいのスコアは出せるように頑張りたいもんだ。明日からも練習にいくぞ~。