独学か予備校(TAC・大原等)か

タイトルの通りです。

その検証から始めていくんですが私の場合の結論はもう決まっていました。

スクール通いで決定です。

 

前回の私のスペックで確認してもらったとおりですが、夜は基本的に遅いです。比較的自由に休みを取れたりはするものの総労働時間でいうと明らかに常人をはるかに超えています。毎日くたくたになって夜遅くに帰ってきます。

土日はたいていどちらかが仕事、運が悪ければどちらも仕事、祝日がその週に入れば休みは取りやすい。

そんな私がモチベーションを保ち、継続的に長丁場の資格試験をするには予備校に通うのが一番でした。独学?そんなの無理に決まってるじゃないですか( ´∀` )

休みがとれたら隙あらば日ごろの睡眠不足を解消すべく寝まくる私です。おまけに家族サービスもあります。明らかに挫折は目に見えてました。

お金を払ってしまえばもったいないと思ってするだろうと。授業1コマにつきいくらとかすぐに計算してしまう私ですから、そんなのを励みに勉強を続けるだろうと思ったわけです。

私の強みはある程度収入が高いことです。ようはお金の力で解決したわけでした。

これって結構大事なことで、何かに立ち向かう際、その物事に対して強みと弱みを分析し、戦略をたてたら思い切ってとにかくその決断を信じて実行しきる、そうするとよい結果が出ることが多いのではないかと私は思っています。なので今回も少しお金はかかるけど、私の生活では独学は絶対に挫折、しかしお金はある、うん、一気に投資して自分を追い込んでしまおう、悩む前に払ってしまえと勢いでTACで講座を申し込んだというわけでした。

実際にこれは大成功で、週に一コマの講義に向けてちゃんと予習をするようになります。もちろん疲れすぎてできないときもあるのですが毎週締め切りがあるわけで週のどこかでまとめてしたりして、リズムを保つのに非常に役に立ちました。

実際独学でするメリットって安くあがるってことくらいしかないですからね。お金や時間が無限であるなら予備校にいくのがいいに決まってるんです。お金を節約するためにみんな独学にするんじゃないですかね。

社労士は特に法改正が頻繁に行われる試験です。私が合格したのは2年前ですがすでに多くの法改正が行われて、おいおいまじかよって実務で気づくことも多いです。この法改正に対応するにはやはり予備校のノウハウはすばらしいので、最短距離を進むなら予備校が一番いいでしょう。というかこの試験でどうやって独学で合格するんだろう。

いろんな体験記みてても独学でも模試は受けに行くとかこのオプション講座だけはとるとか全くの独学の人って見たことないので、おそらくなんらかの形で予備校にはかかわると思います。そのかかわり方の深さが人によってちがうということです。

さてこれから挑戦されようとする皆さん、ほぼ独学、ほぼ予備校、どちらを選びますか?私の結論です。ライフスタイルや性格をきちんと分析して自分に合った方法を選ぶのが一番いいと思います。家を購入するときに戸建てかマンションかを選ぶような感覚で。

プロフィールと学習環境

自己紹介もかねてのプロフィールです。

〇学生時代の学力について

まず私は関関同立といわれる一応関西の難関私大といわれる大学出身です。スポーツ推薦でもなんでもなく、純粋に学力でいきましたので個人的には普通?程度の学問基礎力と思っております。そんなとこに行くやつらはあほですよ、何自信もってイキっちゃってるんですかと思った方は思っていただいて結構です(笑)

特に頭がいいと誇示したいわけではありませんので。

それなりに受験勉強(予備校も通いました)して合格する程度ですので、頭がいいとは到底思ってません。

 

〇年齢

合格時は37歳になった年に合格しました。年齢とともに記憶力が落ちるなんて言われることがありますが、私も例外ではなく、やはり若いころに比べると記憶力等は落ちているなあと感じることが多々あります。

〇仕事

外資系金融機関で管理職をしています。主に仕事はマネジメント、部下の管理でしょうかね。人事関連の手続き等も行います。毎日家に帰るのは当時で夜11時くらいですね。受験勉強期間中は朝の出勤時間は8時半くらいでした。今は7時半くらいに会社に出勤します。気づきましたか?労働時間的には完全にブラックな職場です。収入が人よりいいと思いますので、仕事に不満はありませんが。

不満がないのと、資格勉強時間捻出ができるかどうかは別問題でして、平日出勤土日祝休みなんですが土日は出ることも多いです。週に一日くらいはなんとか休めるかなといった感じですね。土日でないといけないときもマックス朝から晩まで勤務しています。

ストレスの負荷は高いと思います。休日も関係なしに携帯電話が鳴り続けます。予備校にいってましたので授業の途中で出て行って携帯で指示を出すことも日常茶飯事でした。

〇勉強スタイルは独学ではなく、予備校にいってました。

この点についてはあらためて、どこかの記事で深く取り上げたいと思いますが、とにかく予備校で私はやっていました。前述の仕事のところで申し上げたとおりですが、人より収入はいいのでお金に余裕はあります。予備校、市販のテキスト、いいと思ったものはすべて使ってみました。お金に糸目はつけない感じでしていましたが、わかったのはあまりお金をかけても意味がないなあということです。

〇家族構成

嫁と子供がいます。子供は受験した当時は小さく(まあまだ二年くらいしかたってないのでやはり今でも小さいままです)小学校入学前です。少しは子供の面倒や家事もします。

〇勉強期間

約2年半です。受験は合計3回していますが始めの年は記念受験でしたね。今になって記念受験といえますが当時は大真面目に受かるつもりでしたので、今の自分からみると大笑いです。あんなのでうかるつもりだったのかと・・・・。2回落ちてますので、私1発合格ですなんて言う人より挫折は味わってます。

 

ある程度環境はご理解いただいたでしょうか?ポイントはよくある家族の犠牲を伴う状態であったことと仕事は紛れもなく忙しいという部類に入るということですね。

次回は勉強方法について記事を書いてみたいと思います。

 

なぜ社労士を目指すのか

ymakです。よろしくお願いします。

まずはブログを書こうと思った理由から先にいきます。私は自分がどれくらい勉強したのか、ざっくりとしか記録していません。そして、合格から二年が立とうとしていますが、少しずつ戦争の日々を忘れて行っているのが現実であります(今後書いていきますが私の生活にとって戦争という表現が一番正しい受験勉強期間を過ごしました)。

自分の忘備録としての意味あいが強いブログになりますが、もし何かでこのブログを見かける方がいればおそらく社労士を目指している方なのだろうと思います。

そういった方々のお役にも立ちたい、また資格勉強を目指す動機付けや勇気付けになればとも思いブログを書くことにしました。資格の勉強というのは私自身そうでしたが、たとえ使わなくても自分自身の自尊心にもなり、勉強する習慣を助けるものにもなり、有益なものとなります。その資格が難しければ難しいものであるほど、自分の人生のリスク管理になります。

私が社労士の資格をとってから、役に立ったことはいろいろあるのですが実感している大きなメリットを二つ挙げます。

1、労基法や、社会保険のことについて詳しくなれますので勤務先での発言力が増しました。

この男を敵に回すとやられるかもしれないぞと思わせることで、大切な同僚を守ることができたり、自分を守ることができるようになりました。昨今、ブラック企業問題や、パワハラ、セクハラ問題に注目されるようになった中で、それらに関する法律を知っているというのは非常に頼りになる存在にもなります。例えば、「そんな有給とられると困る」と言われた時には、「時季変更権の行使にあたっては・・・」と有給にまつわる労働者の権利を知っていると冷静かつ、相手が反論できないように話をすることができます。誰かに守ってもらう姿勢ではなく、みんなが自分で自分を守る意識ができるとこの世の中、過労による自殺といったこともなくなるのではないかなと思っています。

2、自分がいつリストラされてもやっていけるという自信になりました。

現実問題、社労士だけなく士業で独立して食べていくのはそんな簡単なことではないので、いつ辞めても独立できるとか甘く考えていれるわけではありませんが、そういったこともやろうと思えば挑戦できる(資格がなければまず挑戦ができませんから)、また資格を必要としてる会社に就職しやすくなる、資格を必要とする部署にかわることができる可能性が高くなるといった「自分の市場価値」を感じることができ、何より自尊心につながります。ただ間違えないでいただきたいのは、資格を持ったことが自信につながるのではなく(もしそれが資格保持者がおられるなら間違っていると個人的には思いますし、資格を持っても何も偉いことではないはずだと思います)、資格に挑戦してそれをクリアできたという自分の努力能力や成功体験が自尊心に大きくつながると思います。そしていつでも私は会社やめてやるぜ捨て身の攻撃を勤務先でかますこともできるようになります(心配しないでください、こちらが捨て身になったとしても企業は軽々に解雇はできません)。実際にいってみてその後なすすべもなく解雇されそうになったらお近くの社労士にご相談ください(笑)

資格を保持してみて感じたメリットは上記2点です。私が目指したきっかけは将来は自分で事務所を開いてみたい、自分の仕事との親和性(自分の仕事において、もっとお客様の役に立ちたいと考えたときに自分という存在を高める一つの手段として選びやすかった)、会社の業務のマンネリ化の打破といったところが理由なのですが、思った以上にこの社会保険労務士資格取得は大きなメリットを与えてくれたのでした。

 

今日はここまでにして次回は私のプロフィールと勉強の環境についてお話します。資格取得の相談を受けたときは「資格とれたのは頭いいからでしょ~」とか「私の仕事大変だからなかなか挑戦できない」といった資格に挑戦したいのにしない言い訳を言われることが多く、かくいう私も勉強に取り組む前はそういう言い訳をしていたので、実際勉強にとりかかる前に読み漁った合格体験記もどんな仕事をしていてどんな環境で、どこどこ大学出でといったその人の環境をしっかりと書いてあるものが多かったのです。そんな弱さからくる言い訳を乗り越える力に少しでもなれればと思い、次回はそのへんの環境や、自分のスペックについてお話します。