なぜ社労士を目指すのか

ymakです。よろしくお願いします。

まずはブログを書こうと思った理由から先にいきます。私は自分がどれくらい勉強したのか、ざっくりとしか記録していません。そして、合格から二年が立とうとしていますが、少しずつ戦争の日々を忘れて行っているのが現実であります(今後書いていきますが私の生活にとって戦争という表現が一番正しい受験勉強期間を過ごしました)。

自分の忘備録としての意味あいが強いブログになりますが、もし何かでこのブログを見かける方がいればおそらく社労士を目指している方なのだろうと思います。

そういった方々のお役にも立ちたい、また資格勉強を目指す動機付けや勇気付けになればとも思いブログを書くことにしました。資格の勉強というのは私自身そうでしたが、たとえ使わなくても自分自身の自尊心にもなり、勉強する習慣を助けるものにもなり、有益なものとなります。その資格が難しければ難しいものであるほど、自分の人生のリスク管理になります。

私が社労士の資格をとってから、役に立ったことはいろいろあるのですが実感している大きなメリットを二つ挙げます。

1、労基法や、社会保険のことについて詳しくなれますので勤務先での発言力が増しました。

この男を敵に回すとやられるかもしれないぞと思わせることで、大切な同僚を守ることができたり、自分を守ることができるようになりました。昨今、ブラック企業問題や、パワハラ、セクハラ問題に注目されるようになった中で、それらに関する法律を知っているというのは非常に頼りになる存在にもなります。例えば、「そんな有給とられると困る」と言われた時には、「時季変更権の行使にあたっては・・・」と有給にまつわる労働者の権利を知っていると冷静かつ、相手が反論できないように話をすることができます。誰かに守ってもらう姿勢ではなく、みんなが自分で自分を守る意識ができるとこの世の中、過労による自殺といったこともなくなるのではないかなと思っています。

2、自分がいつリストラされてもやっていけるという自信になりました。

現実問題、社労士だけなく士業で独立して食べていくのはそんな簡単なことではないので、いつ辞めても独立できるとか甘く考えていれるわけではありませんが、そういったこともやろうと思えば挑戦できる(資格がなければまず挑戦ができませんから)、また資格を必要としてる会社に就職しやすくなる、資格を必要とする部署にかわることができる可能性が高くなるといった「自分の市場価値」を感じることができ、何より自尊心につながります。ただ間違えないでいただきたいのは、資格を持ったことが自信につながるのではなく(もしそれが資格保持者がおられるなら間違っていると個人的には思いますし、資格を持っても何も偉いことではないはずだと思います)、資格に挑戦してそれをクリアできたという自分の努力能力や成功体験が自尊心に大きくつながると思います。そしていつでも私は会社やめてやるぜ捨て身の攻撃を勤務先でかますこともできるようになります(心配しないでください、こちらが捨て身になったとしても企業は軽々に解雇はできません)。実際にいってみてその後なすすべもなく解雇されそうになったらお近くの社労士にご相談ください(笑)

資格を保持してみて感じたメリットは上記2点です。私が目指したきっかけは将来は自分で事務所を開いてみたい、自分の仕事との親和性(自分の仕事において、もっとお客様の役に立ちたいと考えたときに自分という存在を高める一つの手段として選びやすかった)、会社の業務のマンネリ化の打破といったところが理由なのですが、思った以上にこの社会保険労務士資格取得は大きなメリットを与えてくれたのでした。

 

今日はここまでにして次回は私のプロフィールと勉強の環境についてお話します。資格取得の相談を受けたときは「資格とれたのは頭いいからでしょ~」とか「私の仕事大変だからなかなか挑戦できない」といった資格に挑戦したいのにしない言い訳を言われることが多く、かくいう私も勉強に取り組む前はそういう言い訳をしていたので、実際勉強にとりかかる前に読み漁った合格体験記もどんな仕事をしていてどんな環境で、どこどこ大学出でといったその人の環境をしっかりと書いてあるものが多かったのです。そんな弱さからくる言い訳を乗り越える力に少しでもなれればと思い、次回はそのへんの環境や、自分のスペックについてお話します。